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飛行中の旅客機 客席から「エンジン操った」 ハッキングか FBI、コンサル男性捜査 (1/3ページ)

2015.5.19 07:00

米連邦捜査局(FBI)に拘束されたクリス・ロバーツ氏は、こうした機内の座席の下にある電子ボックスに接続してハッキングしたとされる=2015年5月7日(AP)

米連邦捜査局(FBI)に拘束されたクリス・ロバーツ氏は、こうした機内の座席の下にある電子ボックスに接続してハッキングしたとされる=2015年5月7日(AP)【拡大】

 ツイッターで米ユナイテッド航空の旅客機の制御システムに不正アクセスすると、つぶやいたことで米連邦捜査局(FBI)に拘束された男性が、調べに対し、過去にさまざまな旅客機で実に15~20回も不正アクセスを行い、娯楽システムから飛行制御システムに侵入して旅客機のエンジンを簡単に操作できたなどと語っていたことが18日までに分かった。

 当人は「航空機のセキュリティーを向上させたかった」としているが、身勝手ともいえる主張にFBIはカンカン。さらには、この騒動に航空機メーカーも参戦。「娯楽システムから飛行制御システムに侵入することはできない」と反論するなど、全米中が大騒ぎになっている。

 「酸素マスク下ろそうか」

 5月17日付の米CBSテレビや米CNNテレビ、英紙インディペンデント(いずれも電子版)などによると、この男性は、著名なサイバーセキュリティーコンサルタントのクリス・ロバーツ氏。米コロラド州デンバーにあるセキュリティー調査会社の設立者兼最高技術責任者(CTO)でもある。

 彼は4月15日、ユナイテッド航空便でデンバーからシカゴを経てニューヨーク州シラキュースの空港に到着したところをFBIに拘束された。パソコンなど電子機器も押収され、約4時間にわたり取り調べを受けた。

娯楽システムから侵入

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