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ジェノサイド生き延びたルワンダ 絆取り戻す「平和再構築」 (1/5ページ)

2015.1.7 10:30

地域の子供たちが、平和を祈る歌と踊りを披露してくれた。これも、ワールド・ビジョン・ジャパンが進める平和再構築の活動の一環だ=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)

地域の子供たちが、平和を祈る歌と踊りを披露してくれた。これも、ワールド・ビジョン・ジャパンが進める平和再構築の活動の一環だ=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)【拡大】

  • 畑を耕す人々。ローズさんも、この仕事をしている=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)
  • 元気いっぱい遊ぶルワンダの子供たち=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)
  • 話を聞かせてくれたローズさん。傍らには末っ子の男の子が甘えている=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)
  • 「看護師になりたい」と教えてくれたアバテシちゃん(右)=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)
  • ローズさん一家と同じタイプの家。右端に見えるのが水タンク=ルワンダ(前康輔さん撮影、ワールド・ビジョン・ジャパン提供)
  • ワールド・ビジョン・ジャパンの市山志保さん(右)=2013年3月18日(提供写真)
  • ルワンダ・首都キガリ
  • ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)__キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。子供たちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っている。http://www.worldvision.jp/

 今年2015年、日本は戦後70年を迎える。小さな日本が巨大な世界を相手に戦ったという事実を知る人は減り、歴史の1ページになっていくように感じる。かくいう私も、戦争はおろか戦後さえ知らない。ビルマ(現ミャンマー)で戦ったという祖父は、何度聞いても詳細を語らず、そのまま天国へ行ってしまった。

 戦争や内戦には、そこに暮らす一人一人の犠牲がある。どうしようもない争いの波にのまれながら、人は困難にどう立ち向かったのか、ずっと知りたかった。人間の強さを確かめたかった。そして、それがかなうときは不意に訪れた。

 13年、出張で訪れたルワンダで、1994年のジェノサイド(大量虐殺)を生き延びた人の話を聞く機会を得たのだ。

 アフリカ中部に位置するルワンダ。90年に顕在化したツチ族とフツ族の内乱は、94年には100日間で約80万人が命を落とすという史上まれに見るジェノサイドへと発展した。ワールド・ビジョン・ジャパンは95年から緊急支援を開始。2008年からは、教育や生計向上、保健衛生などの分野で、子供を取り巻く環境を改善する長期的な支援活動を続けている。

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