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【だから人間は滅びない-天童荒太、つなげる現場へ-】(9-8) 対談を終えて 「つながる」ことは「備える」こと (1/4ページ)

2014.12.5 19:00

震災直後、この大きな釜で自慢の「かっぱ汁」を被災者にふるまった。日頃の備えが災害時にいきた=2014年11月4日、埼玉県北葛飾郡杉戸町(塩塚夢撮影)

震災直後、この大きな釜で自慢の「かっぱ汁」を被災者にふるまった。日頃の備えが災害時にいきた=2014年11月4日、埼玉県北葛飾郡杉戸町(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 埼玉県北葛飾郡杉戸町

 東日本大震災により、「つながる」という言葉が生まれました。この連載は震災で教育の機会を失った子供たちに関わる活動をしている2人の若者との対話から始まりました。最終回となる今回、「すぎと~」と「埼玉~」という2つの団体のリーダーにお会いしたいと思ったのは、震災から生まれた「つながり」が、今どういうかたちに発展しているのか、どういう風に人々に受け止められているのかを見られればと思ったからです。

 「人の笑顔が好き」

 日本は、災害を免れない国です。天災だけでなく、少子高齢化が招く人的被害、エボラ出血熱に象徴される新型ウイルスなどさまざまな脅威に直面している。そんな中、「つながる」ことは「備える」ことになるのではないかという考えが芽生えてきました。今回お会いしたみなさんは、まさにそれを具体的な形で実現させた取り組みをされている。ぜひお会いしたいと思いました。

 また、その舞台となったのは、杉戸町という小さな町です。これからの日本にとても必要とされることを、小さな町がやっている。そこにも希望への鍵が隠されているようで、魅力を感じました。

「人が困っていたら手をさしのべるのが当たり前」

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