2014.8.11 09:30
女性の活躍できる社会の実現に向け、NPO活動などに取り組むタレントの菊池桃子氏。9月上旬の内閣改造では閣僚起用も取り沙汰される=2013年8月28日、東京都港区(戸加里真司撮影)【拡大】
【安倍政権考】
9月上旬に行う内閣改造をめぐり、「女性の活躍推進」を掲げる安倍晋三首相(59)が女性閣僚候補の選考を本格化させている。そうした中、短大客員教授も務めるタレントの菊池桃子氏(46)が、森雅子女性活力・子育て支援相(49)との意見交換を先月(7月)から活発化させ、注目を集めている。
森氏の後任候補に急浮上
菊池氏はその知名度に加え、子育てとタレント業を両立。女性の社会進出を見事に体現しているだけに森氏の後任候補として急浮上しているのだ。往年のアイドルが大臣として活躍の場を広げる日は来るのか-。
政府関係者によると、森、菊池両氏は今夏、私的な会合で意気投合。この際、菊池氏は森氏に「女性が活躍できるように手伝いたい」と述べたという。その後、7月17日には内閣府で会談し、働く女性の子育て支援施策について議論。(7月)22日には森氏が開いた各業界の女性リーダーとの懇談会にも菊池氏は顔を見せ、「イー・ウーマン」の佐々木かをり社長(55)や「NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション」の塚本良江社長(51)らと意見交換を行った。