2014.8.8 18:20
【ソーシャルイノベーションの現場から】
「仕事か育児かどちらかを選ぶのではなく、どっちも大事にしたい」
沖縄県浦添市で7月22日に育児中のママや妊娠中のプレママ、地元企業のパパ社員が集まり、「ママカレッジ」が開催された。2歳の子供が会場を歩き回る中、参加したあるママが約20年間続けた仕事から離れたときの決意や子供への思い、将来への不安、復職への心境を語った。
今回のママカレッジは、お茶会のように気軽に、子連れで参加できるワークショップ形式で行われた。同じ悩みや不安を抱えるママが互いの気持ちを話し合い、時には専門家のアドバイスを受け、復職後をリアルにシミュレーションできるようになっている。
「もう一度、働き始めるときに、『社会性』『収入』『労働条件』『スキルアップ』『やりたいこと』の何を重視するかを決めましょう」。約1万人の復職相談にのってきた「りゅうせきビジネスサービス」の名嘉村裕子さん(44)は、こうアドバイスした。