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【STAP細胞】「未熟さ」反省 悪意には言及せず 小保方氏会見 (1/4ページ)

2014.4.10 09:40

多くのカメラの放列の前、会見の冒頭で頭を下げる小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏=2014年4月9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

多くのカメラの放列の前、会見の冒頭で頭を下げる小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏=2014年4月9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)【拡大】

  • 【STAP細胞】小保方(おぼかた)晴子氏の疑惑の構図(賛否はSTAP論文の撤回について)=2014年4月9日現在
  • STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)の主論文の著者=2014年3月16日現在
  • STAP(スタップ)細胞論文の最終報告の調査ポイント=2014年4月1日現在、※写真はネイチャー誌に掲載された画像、※小保方氏=理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー
  • 理化学研究所が作製した新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の塊(理化学研究所提供)

 新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で、理化学研究所の小保方晴子(おぼかた・はるこ)研究ユニットリーダー(30)が4月9日開いた記者会見。科学者としての未熟さや不勉強を謙虚に反省する一方で、「STAP細胞はある」と明言。自身の言葉で謝罪と反論を重ねた。

 証拠は不十分

 調査委は最終報告で、STAP細胞がさまざまな細胞に分化できる万能性を示す重要な画像が、小保方氏の博士論文に関連する別の実験画像から流用されていた点を捏造(ねつぞう)と断じた。小保方氏側は「勘違いによる取り違えだった」として「真正画像」を提出したが、調査委は根拠が不明とした。

 これについて、小保方氏は会見で「写真(画像)を撮ったことについては(調査委に提出した)実験ノートに記述してある」と説明。ただ「自分でやった実験を書いたノートなので、自分には十分内容が分かるが、第三者の理解という点で反省している」と、真正なことを示す証拠としては不十分と認めた。

 その上で「実験ノートよりも強い証拠がないか調べて、第三者が納得する形で用意したい」と話した。

故意の不正とした点について聞かれると…

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