2014.3.31 10:10
北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射を非難した国連安全保障理事会の報道談話に対し、北朝鮮外務省は3月30日、「核抑止力を強化するため、新たな形態の核実験も排除しない」などと米国の圧力に反発する声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮はこの日、1年4カ月ぶりに日本との公式政府間協議を北京で開始、対話に乗り出す姿勢をみせているが、核・ミサイルの強硬姿勢には変わりがないことを示した。
安保理は(3月)27日に発表した報道談話で「安保理は今後、相応の措置を講じる」としており、北朝鮮側は核実験を示唆することで、国際社会の制裁強化を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
北朝鮮は2006、09、13年に核実験を強行。13年のケースは定かでないが、06、09年はプルトニウム型核実験とされる。今回の「新たな形態の核実験」は、「ウラン型」か、核分裂反応を促進させ爆発威力を強める「ブースト型」などを示している可能性がある。
ウラン型については、濃縮施設が地下に設置されれば上空からの監視が困難になるため、国際社会が特に警戒してきた経緯がある。