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英王室も盗聴の標的に。英ニューズ紙、ウィリアム王子が結婚前のキャサリン妃の留守電メッセージまで盗聴… (1/3ページ)

2013.12.21 00:03

北アイルランドのベルファストで演劇を鑑賞するウィリアム王子(左)と結婚前のキャサリン妃、ケイト・ミドルトンさん。盗聴事件で廃刊となった英紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの記者らの盗聴は王室にも及んでいた=2011年3月9日、英国(ロイター=共同)

北アイルランドのベルファストで演劇を鑑賞するウィリアム王子(左)と結婚前のキャサリン妃、ケイト・ミドルトンさん。盗聴事件で廃刊となった英紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの記者らの盗聴は王室にも及んでいた=2011年3月9日、英国(ロイター=共同)【拡大】

  • 英国・首都ロンドン

 英王室のウィリアム王子(31)が結婚前のキャサリン妃(31)の留守番電話に残したメッセージが、盗聴事件を起こして2011年に廃刊となった英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの記者らによって盗聴されていたことが12月19日、ニューズ紙の盗聴事件に関する公判で明らかになった。王子が彼女のことを「ベイビー」と呼んだり、弟のヘンリー王子(29)をからかったりする極めてプライベートな内容。王室への盗聴被害が法廷で明かされたのは初めてで、今回の盗聴事件の根深さが露呈(ろてい)した形だ。

 記事に使用、裁判で判明

 英紙ガーディアンや英BBC放送、米CNNテレビ(いずれも電子版)などによると、06年8月、警察がニューズ紙の王室担当編集者、クライブ・グッドマン記者(56)と、ニューズ紙が雇った探偵グレン・マルケア氏(43)の自宅からこれらのメッセージの録音テープを押収。

 このテープのコピーが証拠として19日、初提出された。2人は盗聴の罪を認め、禁錮刑を受けている。

盗聴したグッドマン記者、当時の上司に電子メールで報告

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