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“銭闘裁判”マイケル秘密暴く 興行主に責任なし (1/4ページ)

2013.10.4 04:50

 2009年6月に主治医による睡眠薬の投与で急死した米ポップ歌手マイケル・ジャクソンさん=当時(50)=の遺族が、長期公演を計画していた興行会社を相手取り、損害賠償を求めた訴訟で、ロサンゼルス郡上級裁判所(地裁)の陪審団は10月2日、遺族側の訴えを退ける評決を下した。遺族勝訴の場合、賠償額は10億ドル超(約970億円)に上る可能性があり、法廷では双方がマイケルさんの秘密を暴き合う激しい“銭闘”が繰り広げられた。米国のエンターテインメントビジネスに重大な影響が及ぶ可能性もあっただけに、業界関係者は、遺族敗訴にホッと胸をなで下ろしている。

 遺族は控訴示唆

 「われわれは世界で最も偉大な音楽的天才を失ったが、彼の悲劇的な死に一切責任がないことを認めていただき、深く感謝している」

 被告となった大手興行会社AEGライブのランディー・フィリップCEOは、評決後の声明でこう述べた。

「AEGライブが、主治医を雇っていたのだ」とする声明を発表

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