■the exact opposite
最近、日常会話でよく耳にする俗語に「真逆」があります。英語では「真逆」にあたるさまざまな表現があります。「君の考えは私の考えと真逆だ」を例にとって、英語で表現してみましょう。
「反対」(opposite)の前に「まさに」(exact)を付けて“Your idea is the exact opposite of mine.”
「反対の」(counter)を使った熟語「相いれない、逆行する」(run counter to)を用いるなら、“Your position runs counter to mine.”
北極から南極までの距離ほど隔たりがあることを示す表現もあります。「極(きょく)」(pole)と「離れている」(apart)を続けて“Our logical perceptions are poles apart.”
「あべこべ、正反対」を意味する“the other way around”を用いると“My view is the other way around.”
英語圏では、相手の意見に同調するより、反対の論陣を張る姿勢のほうが議論に貢献するとして貴ばれる文化があります。それが「真逆」の表現の多様さにも現れている気がします。
ところで、文化庁「国語に関する世論調査」によると、「真逆」は、男性は30代以下、女性は20代以下の半数以上が使うそうです。平成23年の調査ですから、7年が経過し、「真逆」を好んで用いる年代もだんだん上がっていることでしょう。
See you next time!(異文化マネジメント・コンサルタント)
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