今年もっとも検索された「キーワード」は グーグルが「2017年Google検索ランキング」発表 (1/6ページ)

 米IT大手のグーグルは13日、「2017年Google検索ランキング」を発表した。

 検索の際に入力される「キーワード」のうち、昨年に比べて検索数が急上昇(急増)したものを選んで10位まで順位付けした。対象期間は今年元日から12月8日。

※写真はイメージです(Getty Images)

※写真はイメージです(Getty Images)

 その結果、もっと急増したキーワードは、「小林麻央」だった。歌舞伎俳優、市川海老蔵さん(40)夫人の小林さんは、乳がんとの闘いをブログにつづり続け、病気に苦しむ多くの人々に勇気を与えた。今年6月、34歳で亡くなった。

小林麻央さん(中井誠撮影)

小林麻央さん(中井誠撮影)

 2位は核・ミサイル開発を加速させている「北朝鮮」。3位はゲームソフトの「ドラクエ11」だった。「Yahoo!検索大賞2017」で大賞だった「ブルゾンちえみ」は10位。

 言葉の意味を調べた「○○とは」という検索では「忖度(そんたく)」。なお、忖度はこれまでに次の賞をとっている。

(1)「新語・流行語大賞」大賞

(2)「Yahoo!検索大賞」流行語部門賞

(3)「「三省堂辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2017』」大賞

 これで4冠。「今年の言葉」だったことに間違いなさそうだ。

 この部門2位「プレミアムフライデー」、3位「リベラル」と続き、時事に関連した言葉の意味が調べるためにインターネット検索が活用されていることを表している。

「比較」された言葉の順位も集計