日本初の3D能「平家物語」上演、能面型メガネで臨場感

日本で初めて3D映像を背景に能が演じられ、観客は専用のメガネを着用して鑑賞した=19日午後、東京・銀座(桐原正道撮影)
日本で初めて3D映像を背景に能が演じられ、観客は専用のメガネを着用して鑑賞した=19日午後、東京・銀座(桐原正道撮影)【拡大】

  • 日本で初めて3D映像を背景に能が演じられ、観客は専用のメガネを着用して鑑賞した=19日午後、東京・銀座(桐原正道撮影)
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 東京・銀座の観世能楽堂で19日、能と立体映像を組み合わせた日本初のスペクタクル3D能「平家物語」(奥秀太郎演出)が上演された。

 観客は能面型の特殊眼鏡を着用し、平家物語を題材にした「熊野(ゆや)」と「船弁慶」の舞台を鑑賞。舞台奥に設置された特殊スクリーンの映像効果で、荒れ狂う海の飛沫や桜吹雪が客席に迫り、観世流能楽師の坂口貴信さんの演技と融合した。絵巻物が立体化したような臨場感あふれる舞台に、能を初めて鑑賞したという都内在住の桜井理衣さん(21)は「映像が綺麗で楽しめた。こうした能なら、若い人も見やすい」と話していた。

 今回の映像技術は、明治大の福地健太郎准教授の研究室と奥さんが共同開発。3D能は昨年10月、シンガポールで初上演し、日本での上演は今回が初めて。

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