電車の通勤ラッシュの緩和に向け、都や企業などが参加する「快適通勤プロモーション協議会」の会合が6日、都庁で開かれた。小池百合子知事や漫画家の松本零士氏、参加企業の代表者らが声を合わせ、11~25日に行う時差通勤を促進する取り組み「時差Biz(ビズ)」の開始を宣言した。
時差ビズは、鉄道会社が通勤時間をずらした人にポイントを付与するなどして混雑緩和を呼び掛けるほか、各企業もフレックスタイム制度などの働き方改革を行い、時差通勤を促進する。6日現在約230社が参加している。
小池氏は「時差ビズが大きなムーブメントになるよう祈念する。みんなで一緒に始めて参りましょう」と呼び掛けた。