2017.5.1 18:03
就職情報会社マイナビの調査で、平成30年春に卒業予定の大学生らのうち就職先として「大手企業がよい」と答えた人は52.8%に上り、29年卒より4.4ポイント増えた。大手志望が過半数となったのは、51.8%だった22年卒以来で8年ぶり。中小企業の志望者は43.2%だった。
マイナビの担当者は「企業の人手不足が追い風となり、学生に『大手を目指したい』との期待が広がっている」とした。
「絶対に大手企業がよい」は12.4%、「やりたい仕事ができれば大手がよい」は40.4%だった。「中堅・中小企業がよい」は7.1%、「やりがいのある仕事なら中堅・中小でもよい」は36.1%で、計43.2%。29年卒より3.8ポイント減った。
調査は2~4月、来春卒業予定の大学生、大学院生にインターネットで実施。1万5621人が回答した。