就活日程変えず1日体験可能に 経団連が方針

 経団連は1日までに、現在の大学2年生らが対象となる2019年春入社以降の就職活動日程を3年生の3月に会社説明会、4年の6月に面接解禁とする方針を固めた。来年1月に決定する予定。

 経団連は16年春入社の就活で指針を変更したが、大混乱を招いた。このため17年春入社からは3月説明会、6月面接解禁に再変更。18年春もこの日程とするが、企業からは見直し要望が強く、19年春入社について検討を進めてきた。

 説明会の開始を早めるなどの措置も検討されたが、日程変更が続いた反省から、スケジュールの定着を優先させた。

 このほかに、これまでは「5日間以上」としていたインターンシップ(就業体験)も、十分に職業体験できることを条件に、1日での開催も可能と、自由度を上げた。ただ、インターンと選考は結びつけないという原則は維持する。