能力あるのに内定が獲得できない…面接が苦手な「惜しい」学生の特徴 (1/3ページ)


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 就職活動のアドバイザーとして今年、約300人の学生と面談をしました。面接がうまくいかず、なかなか内定を獲得できない学生のなかには、能力やテクニックというより、ちょっとした意識が不足している、「惜しい」という印象の学生が多いように思えます。どんなに能力があっても、面接で問題があるとみられるとマイナス評価になってしまいます。「惜しい学生」にはどんな特徴があるのでしょうか。

 まずは約束を守らない学生。よくあるのが遅刻です。学生との面談の多くは予約制で、たいていの学生は約束の時間の5分前には来社します。電車の遅延などで間に合わない場合、30分前までに連絡があることが多いです。しかし、惜しい学生は、遅刻する割合が高く、事前連絡もない人が多いです。電話をしてもつながらない人もいます。

 約束の軽視、スケジュール管理の甘さは社会人になっても致命的なミスになりえます。時間に間に合わなければビジネスチャンスを失うからです。前日から体調を整え、電車遅延を見越した行動を心がけましょう。せっかくの面接の前に印象が悪くなるのは、もったいないことです。

相手のことを考えない学生も目立つ