「ボウリング」団塊世代に人気再び 健康維持、仲間づくり…そして安価 (1/4ページ)

2015.10.11 17:06

週3回はプレーを楽しむというシニア層の女性=千葉県船橋市のストライカーズ西船ボウル(日野稚子撮影)

週3回はプレーを楽しむというシニア層の女性=千葉県船橋市のストライカーズ西船ボウル(日野稚子撮影)【拡大】

 1970年代に国民的スポーツとして一大ブームとなったボウリング。今では人気が低迷しているが、シニア層の競技人口はこの10年で40万人以上も急増している。青春時代にブームの洗礼を受けた団塊世代が再び集い、健康づくりや社交の場として活用し始めたためだ。(日野稚子)

 肩こり防止も

 9月30日夕方。千葉県船橋市のボウリング場「ストライカーズ西船ボウル」に年配の男女9人が集まった。「健康ボウリング教室」を受講するためだ。

 支配人の藤井浩一さんが9人に声を掛ける。

 「腕は後ろから前に振り切るんです。手首じゃなくて腕の振り、ですよ。では、がんばっていきましょう!」

 初心者向けのこの教室は今年6年目。参加者は年々増えているという。全6回(週1回)のコースで、各回とも投球練習の後、3ゲームを楽しむ。

「緩やかな有酸素運動なのでシニア層には親しみやすい」

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