「立ち食い」店舗が流行るワケ ブームは成熟期、今後の動きは? (1/3ページ)

2015.8.23 17:08

 立ち食いといえば、おじさんがビール片手に串カツや、空揚げを食べて談笑…。そんなイメージを持っていたが、最近は女性も利用しやすいおしゃれな立ち食い店が流行しているという。調べてみると、イタリアンやフレンチ、メキシカン、ステーキ、果ては割烹(かっぽう)まである。わざわざ立ってまで食べに行きたいお店の魅力って何だろう。ブームの背景を追った。(池田美緒)

 女性が7割

 「乾杯!」「おいしい!」。5月15日午後7時ごろ、大阪市中央区の「俺のフレンチ・イタリアン松竹芸能角座広場」は若者や女性客であふれていた。

 同店は平成25年のオープン以来、フランス料理やイタリアンを手頃な価格で楽しめると人気だ。「週末の夜など人気の日程は、予約できる席は1カ月前に埋まってしまう」と、棚橋繁一店長(48)。平日は1日平均約500人、休日は約800人が来店。女性客が6~7割を占める。

 週2~3回訪れるという同市浪速区の会社員、川上由希絵さん(39)は「メニューが豊富で1人でも楽しめるので『おしゃれな台所』感覚で利用している。テーブルマナーを気にせずおいしいフレンチが食べられるので友達も喜ぶ」と語る。

「立ち食い店ってコップ酒でするめとか食べてさっと帰るイメージだったけど…」

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