妻に迷惑をかけたくない… 団塊オヤジが料理教室に“殺到” (1/4ページ)

2015.1.11 07:30

【団塊男子 青春よ再び】(2)

 「包丁は手前に引くとうまく切れるよ」

 エプロン姿の男性が和気藹々(わきあいあい)と調理するのは、東京ガスが首都圏中心に展開する料理教室「男だけの厨房(ちゅうぼう)」。現役時代は料理経験ゼロだった横浜市の元教員、武田和広さん(66)は昨年1月、今も現役で働く11歳年下の妻の勧めで初めて受講した。

 それ以前はリタイア後も妻に夕食を作ってもらっていたが、今では武田さんが週2、3回、豚汁などを作って妻の帰りを待つ。「ナポリタンを作ると高校生と大学生の子供が喜ぶ。妻との会話も増えた」とうれしそうだ。

 足手まとい

 同市の元メーカー勤務の男性(66)も現役時代、家事は全て妻任せ。受講の動機を「妻の足手まといになりたくない。それに、僕の方が長生きするかもしれない」と明かす。

男性の5割超が「妻が不在のときに食事を用意できるようになりたい」

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