年末恒例の大掃除だが、「どこから手を付けたらいいのか分からない」と戸惑う人は多い。まず、着手したいのが部屋の片付け。きれいな状態を保つコツを専門家に聞いた。(油原聡子)
理想の暮らしとは
「片付けが行き届いていれば、すぐに掃除できる。しかし、片付けの段階で挫折する人は多い」。こう指摘するのは、生活総合情報サイト、オールアバウトの家事ガイド、藤原千秋さんだ。
不要なものを捨て、執着から離れた暮らしを目指す「断捨離」など片付けに関するキーワードはよく話題になる。それは裏返すと「片付け方がよく分からない」という人が多いことを意味しているという。
では、どうしたら片付けられるようになるのか。
動機づけが大事
「奇跡の3日片づけ」(講談社)の著書がある、片付けアドバイザーの石阪京子さんは「片付けの前にまず、自分がどんな暮らしをしたいのか、考えることが大切」と話す。