紅茶をより優雅に楽しもうと、種類やいれ方、マナーをスクールで学ぶ受講者が増えている。また、“プレミアム”と銘打ち、高級感を前面に打ち出した商品も発売され、人気を博している。11月1日は紅茶の日。正しいいれ方でワンランク上の紅茶を楽しんでみては。(兼松康)
茶葉が飛ぶ
「紅茶はいれ方次第で、味も印象もずいぶん違うものになります」と語るのは、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングが東京・銀座で運営する紅茶教室「リプトンティースクールギンザ」の支配人、岩本道代さん。
岩本さんによると、一般的なティーバッグの場合(1)事前にカップを温める(2)ふたをしてティーバッグを1~2分蒸らす(3)ティーバッグの使い回しはしない-などの方法を取ると、おいしく飲めるという。
お湯の中でティーバッグを振る人も多いが、それでは色が出るだけでうまみや香りは十分に抽出されないのだそうだ。