10月31日は「日本茶の日」。緑茶は日本人にとってとても馴染み深い飲み物だが、皆さんは普段からどんな機会に飲んでいるのだろうか-。静岡県立大学の研究室が、一年を通して「急須でいれた緑茶」の楽しみ方を多くの人に知ってもらうことを目的に、『急須でいれた緑茶の楽しみ方に関する日本人の意識調査』を実施した。
静岡県立大学の茶学総合研究センター、岩崎研究室は全国の20~69歳の男女1000人(各世代200人、男:女=100人:100人x5世代)を対象にインターネット調査(複数回答可能)を実施した。調査期間は10月8~10日。
男女1000人に『急須でいれた緑茶を楽しむときはいつですか』と尋ねたところ、「和菓子を食べるとき(500人)」「食事と一緒に(475人)」などの回答が多かったことから、緑茶を嗜むときは“食との相性の良さ”を意識していることが分かった。また、「気分転換をしたいとき」「客人をもてなすとき」や、女性からは「気温が低く寒いと感じるとき」という回答も多くみられた。