オーロラだって
夜の場合は山など自然の景色は見えないため、街明かりの夜景が見える席がおすすめだ。日本航空(JAL)の旅の提案サイト「JAL旅プラスなび」では、ボーイング777の機長が国内や海外の夜景について紹介。日本周辺の洋上ではいさり火がきれいに見えることもあるといい、昼の便では味わえない景色が堪能できる。
夜が長い今の時期は、国際線の中で米国線(成田→ニューヨークなど)やヨーロッパ線(羽田→パリなど)など北極圏を飛ぶ便ではオーロラが見えることもあるという。JALによると、3月ぐらいまではチャンスがあるといい、北側を向いた窓の席がおすすめのようだ。
年末年始は座席を確保するだけでも大変なイメージがあるが、日程や時間帯によってはぎりぎりでも希望の席が取れることもある。ただ、早めの予約がより確実だ。
希望の席が取れても期待通りの景色が見えるかは気象条件にも左右される。唐木学長は「いくら準備をしても、きれいな景色が見えるかはそのときの運。だからこそ見えたときの感動は大きく、思いがけない美しい風景と出合うこともある」と話している。