この方の会社も、新しい業種であり、体力がいる仕事で福利厚生も良いとはいえない状態のため、慢性的人手不足で、《アルバイト希望者はほぼ採用し、社員希望者も意欲さえあれば採用としていました》。
しかし、《希望の職種ではないのか、自分勝手な条件や、わがままな希望を述べる方も数多くいました。本当にどこでもいいから就職したい、と思っていれば熱意だけでも伝わると思います》と嘆いている。
今は子育て中のため働いていない、というこの方は《えり好みせず、採用してくれた会社で、役職をめざしがんばりたいと思います》と再就職に意欲を見せている。
25歳の大学4年生の方からは、われわれ報道側に対しても《「情勢が厳しい」という論調に終始するのではなく、就活生にとって役立つ、本質を突いた論を展開していただきたい》と要望を寄せられた。“本質”を突くために、ぜひ、学生のご意見をどんどんいただきたい。(ろ)