損害1億? 中森明菜ディナーショー全公演中止に心配の声 (1/2ページ)

2010.10.27 23:24

これからが稼ぎどきだったのに、明菜の身に何が?

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 かつてその歌唱力を誇った“歌姫”たちの病気休養が相次ぐ中、中森明菜(45)が体調不良を理由に、12月に予定していたディナーショー10公演をすべてキャンセルしたことが分かった。事前告知していたホテル側の損害額は甚大とみられ、違約金騒動に発展する可能性もある。いったい、何があったのか。(夕刊フジ)

 明菜は12月11日からクリスマスイブの24日まで、千葉、富山、滋賀、愛知、東京、神奈川、大阪と全国7都市の高級ホテルで10公演のディナーショーを予定していた。

 すでにチケットを発売していたが、所属事務所が22日午前に、ホテル側に「体調不良のためにショーを中止してほしい」と連絡したという。

 ショーは平均で4万円前後の金額。300~600人ほどを動員予定だったため、損害額は少なくとも1億円以上になる見込みだ。ホテル側は明菜に違約金を求めるなどの対応を検討している。

 所属レコード会社は「体調不良としか聞いていない」と、細かい病状については明かしていない。音楽業界内では、歌手生命にかかわる喉の病気では?と心配する声もささやかれている。

 明菜といえば、1999年にも日本テレビ系「ボーダー 犯罪心理捜査ファイル」に主演した際、収録中の事故により胸部挫傷、肋軟骨骨折。インフルエンザにもかかり途中降板したことがあった。

 一時はレコード会社を転々とするなどトラブル続きだった明菜も、40歳を過ぎてからは“大人のムード”で再生。昨年8月、横浜BLITZで9日間14公演をこなす3年ぶりのライブを敢行。年末には6都市8公演のディナーショーも開催し、歌姫としての健在ぶりをアピールした。