中国で5日から、日本の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開催される。中国経済の下振れが世界景気のリスクと懸念され、米国との貿易協議も難航するなか、年に1度の全人代への関心が高まっている。注目される2019年の経済成長目標は、昨年の目標だった約6.5%を下回る6.0~6.5%に設定されるとの見方が有力だ。李克強首相の記者会見で15日に閉幕する。8日には2018年10~12月期実質国内総生産(GDP)改定値や2月の景気ウォッチャー調査が発表される。
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【4日、月】
<国内予定>
▽8:50 マネタリーベース(2月、日銀)
<国内決算>
▽ピジョン
【5日、火】
<海外予定>
▽中国全人代開幕(北京、15日まで)
▽ジュネーブ国際自動車ショー開幕(一般公開は7~17日)
【6日、水】
<国内予定>
▽14:00 レギュラーガソリン小売価格(資源エネルギー庁)
▽11:00 車名別新車販売台数(2月、自販連・全軽自協)
▽中西宏明経団連会長会見(福岡市)
▽経団連九州経済懇談会
▽原田泰日銀審議委員が金融経済懇談会に出席・会見(甲府市)
<海外予定>
▽ファーウェイ副会長の身柄引き渡しに関する審理(カナダ・バンクーバー)
▽米貿易収支(12月)
▽米財政修正(1月)
▽米地区連銀景況報告(ベージュブック)(米連邦準備制度理事会=FRB)
▽ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演
▽豪GDP(10~12月期)