カピバラ赤ちゃんすくすく 姫路の動物園

母親に寄り添うカピバラの赤ちゃん=姫路市本町(荒木利宏撮影)
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 兵庫県姫路市の市立動物園(同市本町)で、カピバラの六つ子の赤ちゃんが誕生し、一般公開されている。母親によじ登ったり、乳を飲んで寄り添ったりする姿が来園者の人気を集めている。

 カピバラは世界最大のネズミの仲間で、南米を中心に生息。成長すると体長は1メートルを超えるという。

 赤ちゃんは今月7日に誕生。父親は「カロン」(3歳)、母親は「オモチ」(3歳)で、同園で赤ちゃんの誕生は初めて。生まれた当初は25センチほどだった体も今では約30センチに成長。今のところ赤ちゃんの性別などは不明という。

 同園のカピバラ舎で一般公開されており、赤ちゃんが互いにじゃれ合うなど、元気な姿を見ることができる。担当飼育員の上原洋浩さん(44)は「あと1カ月程度は、赤ちゃんの愛らしい様子を楽しめます」と話していた。