東京都心は18日、大気の状態が不安定になり、午後にはひょうが降ったところもあった。豊島区のJR山手線駒込駅では、ホームの屋根の一部、プラスチック製の明かり取り窓がバラバラに壊れて落下したが、けが人はいなかった。
JR東日本によると、豊島区では、JR池袋駅周辺でも地面に積もるほどのひょうが降った。ひょうの影響などで、山手線と京浜東北線、埼京線が一時運転を見合わせ、計約1万7千人に影響した。
JR東海によると、東海道新幹線も小田原-新富士間で落雷の影響とみられる停電が発生したため一時運転を見合わせた。
気象庁によると、関東甲信は18日、上空に寒気が流れ込んだ影響で大気の状態が非常に不安定になり、局地的な大雨やひょうが降りやすくなっていた。