一部ルートは五輪専用レーンが逆効果 技術検討会で“逆転現象”報告 かえって時間がかかる可能性

 2020年東京五輪・パラリンピックで選手や関係者を運ぶ五輪専用レーンを設置した場合、かえって目的地まで時間がかかる可能性があることが9日、東京都内で開かれた大会の交通輸送に関する技術検討会の初会合で報告された。

 東京都と大会組織委員会が選手村と競技会場や空港を結ぶ21ルートについて専用レーン設置時の交通量などをシミュレーションした結果、いくつかのルートで所要時間が増加する“逆転現象”が起こった。2車線しかない首都高速の合流部などで渋滞が発生しやすくなるためで、例えば選手村から新国立競技場付近までを専用レーンなしで通行するより、関係車両で1.02倍、一般車両も1.54倍の時間がかかるという。

 検討会では専用レーンを限定的に運用する方針を改めて確認。年度内に渋滞緩和策などの方向性をとりまとめる。

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