「メルカリ」でモデルガン出品の男 拳銃所持疑いで逮捕 「美しくない」と弾丸発射できるよう改造

 自宅で改造拳銃8丁を所持していたとして、警視庁組織犯罪対策5課は銃刀法違反(複数拳銃所持)の疑いで、神奈川県厚木市山際の派遣社員、増見慎吾容疑者(51)を逮捕した。調べに対し「私が持っていたのはおもちゃの拳銃です」と容疑を否認している。

 組対5課によると、増見容疑者は、スマートフォンを使って中古品の売買ができるフリーマーケットアプリ「メルカリ」でモデルガン7丁を出品。取引内容を見て不審に思った同課の捜査員が昨年12月、増見容疑者の自宅を捜索したところ、殺傷能力のある改造拳銃8丁を発見した。

 増見容疑者はガンマニアで「美しくない」との理由で、モデルガンの砲身に穴を開けるなどして弾丸が発射できるように改造していたという。逮捕容疑は昨年12月8日、自宅で回転弾倉式の改造拳銃8丁を所持したとしている。