【生かせ!知財ビジネス】始まったトランプ氏の徹底調査 (1/2ページ)

2016.11.18 05:00

知財界ノーマークのトランプ氏。知財政策へのスタンスはまったく見えてこない(AP)
知財界ノーマークのトランプ氏。知財政策へのスタンスはまったく見えてこない(AP)【拡大】

 米大統領選でトランプ氏が勝利した。国内外の知財専門家に知財政策の見通しを聞いたが、結論は「現状ではまったく予想がつかない」というものだった。

 日本在住のある米国弁護士は「正直、知財政策に関しては未知数」と答えた。ニューヨークの法律事務所に勤める米国弁護士は「(トランプ氏勝利は)米国が前進した結果との見方もあるが、前進すればいいというものではない。子供たちにも悪影響だ」と憤慨した。

 トランプ氏勝利の背景には白人中産階級の怒りがあったとされる。グローバリズムが米国民のためではなく、グローバル企業のためにあったと批判したのが「アメリカンファースト」というトランプ氏のスローガンであり、当選後も強調している。半面、まさにグローバリズムの中で深化したのが知財であり、いまや企業がグローバル展開する上で欠かせないビジネスツールだ。その知財をトランプ氏は今後、どう扱っていくのか。

 「アメリカンファーストと保護主義、一国主義を結びつけながら、プロパテント(知財権重視)政策に出るとの観測が一部に出ているようだが、それほどシンプルな問題ではないだろう」と語るのは都内の弁理士だ。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。