サムスン欠陥スマホ、日本も機内持ち込み禁止 国交省が航空会社に指示

 韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の発煙・発火事故が相次いでいる問題で、国土交通省は日本の航空会社に対し機内持ち込みを禁止し、利用者に周知するよう指示した。

 日本はこれまで「電源を入れない」「充電しない」などの条件付きで機内持ち込みが認められていた。

 しかし、サムスンがリコール(回収・無償修理)で交換した製品でも事故が起き、米運輸省が14日、米国内で発着する航空機への持ち込みなどを禁止する緊急命令を発表。国交省でも航空機の安全運航の観点から同様の措置が必要と判断し、15日付で指示した。