岐阜市は10日、シンポジウム「信長学フォーラムin東京」(共催・フジサンケイビジネスアイ)を東京都千代田区の大手町サンケイプラザで約450人の参加者を集めて開催した。織田信長が稲葉山城に入城し、同時に地名を岐阜と命名して2017年で450年を迎えるのを記念したもので、東京では初開催。細江茂光市長は「信長公がおもてなしの名人だったことを広めていきたい」と語った。シンポジウムでは、東京大学史料編纂所の本郷和人教授とタレントの喜屋武ちあきさんが「アニメ・ゲームから見た信長公の魅力」をテーマに対談したほか、「Dr.コトー診療所」などの作品を手掛ける漫画家の山田貴敏さん、戦国史研究の第一人者で静岡大学の小和田哲男名誉教授らがパネルディスカッションした。同市では13日まで東京駅近くの東京シティアイで「岐阜市と信長公 観光物産展」を実施している。