【生かせ!知財ビジネス】新たな“押印文化”で営業秘密を守れ (1/2ページ)

2016.9.9 05:00

 グローバル化と超スマート社会が進展する中、オープン&クローズ戦略の重要性が認知されるとともに、中堅中小企業のコアとなる高度な技術や製造ノウハウなど、いわゆる“営業秘密”への注目度が急上昇している。

 知財コンサルティングのメキキ・クリエイツ(東京都渋谷区)と特許情報関連サービスツールを開発・販売する発明通信社(同千代田区)は、中堅中小企業の営業秘密管理対策として、新たなタイムスタンプサービスを共同開発中だ。メキキが開発した証拠保全システム「Genius Note」を基に機能を高めた。メキキの粕川敏夫常務は「昔から押印文化があるが、新たな押印文化が生まれれば、営業秘密管理対策が進む」と話す。

 タイムスタンプは電子化されたCAD、画像、音声、映像などの文書が、ある状態、ある時点に存在したことを正確な時刻の印影を押して証明する仕組み。印影には、特定アルゴリズム(手順)で算出した値「ハッシュ値」に、公的時刻データを加えて生成した「タイムスタンプトークン」(TST)というデータを使う。TSTの発行は、特別な時刻認証業務認定事業者(TSA)が行う。

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