JR旅客6社が19日まとめたお盆期間(10~18日)の利用実績で、新幹線と在来線の主要区間の乗客は前年同期比4%増の1202万人だった。11日が新たな祝日「山の日」になったこと、晴天が続いたことが要因。
3月に新青森-新函館北斗で開業した北海道新幹線は、前年の特急・急行との比較で約1・5倍の10万5千人と好調。17~18日に北海道に台風が接近したことで相次いだ運休による利用者の落ち込みをカバーした。
東海道新幹線は、10日に1日の運行本数として過去最多の432本を運行、43万3千人が利用した。これまでの最多は昨年8月16日の431本。
九州新幹線の博多-熊本は3%増となり、JR九州は「数字上、新幹線の利用状況に地震による大きな影響はなかった」と分析している。