東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが27日発表した2016年3月期の連結売上高は前期比0・2%減の4653億円と2年連続の減収だった。ホテル事業は堅調だったが、テーマパークの入園者数が3・8%減の3019万1千人にとどまったことが響いた。
本業のもうけを示す営業利益も2・9%減の1073億円だった。ただ、法人税が減少したことなどから、純利益は2・6%増の739億円と5年連続の過去最高益だった。
17年3月期は、入園料の値上げや東京ディズニーシーの15周年の催しなどで増収増益となる見通しだ。
オリエンタルランドは、21年3月期まで毎年、テーマパークに年間500億円規模で投資を続けることも発表した。東京ディズニーランドに映画「美女と野獣」をテーマにした新しい施設を造る。