熊本地震の被災者支援のため大分県の日出生台演習場に着き、トラックに支援物資を積み込む陸上自衛隊第21普通科連隊(秋田市)の隊員=18日(陸上自衛隊提供)【拡大】
熊本地震の被災者救助・支援のため、陸上自衛隊東北方面隊の災害派遣部隊(隊長・掛川壽一第6師団長)約2300人が18日、九州に到着し、活動を開始した。救助や生活支援、道路の復旧などを急ぐ。
派遣部隊は第20普通科連隊(山形県東根市)、第21普通科連隊(秋田市)、第44普通科連隊(福島市)など東北6県の部隊で構成。
ほとんどが東名高速や中国道などを経由して陸路で現地に入った。ツイッター上には移動する部隊を見た人による「東北の自衛隊が熊本に向かっている。感動した」といった書き込みや写真投稿が相次いだ。
ショベルカー7台や野外炊具18台、野外入浴セット4台も運搬。大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場や熊本県阿蘇市の一の宮運動公園に集結した後、それぞれの活動現場に向かった。