東京五輪、スポンサー企業困惑 エンブレム撤回…既にHPやCMなど利用 (1/2ページ)

2015.9.2 06:04

東京都庁の玄関に貼られている2020年東京五輪のエンブレムのポスターを撮影する人=1日午後、東京都新宿区(鴨川一也撮影)

東京都庁の玄関に貼られている2020年東京五輪のエンブレムのポスターを撮影する人=1日午後、東京都新宿区(鴨川一也撮影)【拡大】

 2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムの白紙撤回を大会組織委員会が決めたことに公式スポンサー企業は困惑している。国内最上位スポンサー「ゴールドパートナー」のNECは8月31日、自社ホームページ(HP)にエンブレムを掲載したばかりだが、1日に自社判断で使用をやめた。CMなどで使用している各社も切り替えを余儀なくされるなど白紙撤回の影響は小さくない。

 エンブレムを使用したテレビCMを使っているのはJX日鉱日石エネルギーや東京海上日動火災保険、日本生命保険など。組織委からCM中止が通達された段階で対応せざるを得ず、HPでエンブレムを掲載している各社は撤去することになる。

 また、みずほフィナンシャルグループ(FG)は、羽田空港で五輪競技を墨で描いた大型看板などを出し、この一部にエンブレムを使用している。

日本航空も羽田空港第1ビル駅でエンブレム入りポスターを掲示している

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