【STAP問題】「200回以上成功」の小保方氏、48回作製も全て失敗 (1/2ページ)

2014.12.19 12:00

4月の記者会見で、涙を拭う小保方晴子氏。「STAP細胞の研究を続けていきたい」と訴えた=大阪市内のホテル

4月の記者会見で、涙を拭う小保方晴子氏。「STAP細胞の研究を続けていきたい」と訴えた=大阪市内のホテル【拡大】

  • 会見する相澤慎一チームリーダー=港区(大西正純撮影)
  • 1月、STAP細胞について発表する小保方晴子氏=神戸市中央区
  • STAP細胞の論文不正問題で会見する理化学研究所の小保方晴子氏=4月9日、大阪市(松永渉平撮影)

 STAP細胞の作製に「200回以上成功した」と主張していた小保方晴子氏。検証実験では計48回にわたり作製を試みたが、全て失敗した。その理由は何だったのか。

 STAP細胞の作製は、マウスの体の細胞を弱酸性の溶液に浸し、万能性遺伝子の働きを示す緑色に光ることを確認するのが最初のハードルだ。

 小保方氏の実験では、光る細胞は得られたものの、その割合は論文よりも1桁低く、万能性遺伝子の働きとは確認できなかった。

 細胞は死滅するときに自然と光ることがある。作製に失敗した理研の検証チームは8月の中間報告で、小保方氏がこうした無関係の発光現象を、万能性遺伝子の光だと誤認した可能性を示唆していた。

第2のハードルは、作製した細胞を別のマウスの受精卵に注入し…

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