【Bizクリニック】エイリック代表取締役・長友佑樹 (2/2ページ)

2014.12.2 05:00

 フィリピン第2の都市で、観光でも名高いセブの物件も人気がある。最近では、アイランド(福岡市中央区)が設立した現地法人「アイランドウェイフィリピン」が高級コンドミニアム2棟を分譲し、1棟目は順調に完売。15年6月にも完成予定となっている。

 フィリピンでの不動産投資に当たっては、賃貸先のターゲットを明確にするといい。年間平均8%値上がりしているためキャピタルゲインも十分に見込めるが、購入した物件を誰にいくらで貸せるか、購入前に調査しておこう。貧富の差が激しい社会なので、所得層に応じた価格帯とエリアをしっかりと見定めることが投資の成否を分ける。

 アヤラランドの子会社、アルベオランドの木村佳菜子マーケティングコンサルタントは「デベロッパーによってクオリティーが異なる。10年経っても住み心地の良い物件であるかどうかはデベロッパーの管理力によるので、購入予定の物件だけでなく、既存物件も案内してもらうといい」と助言する。

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【プロフィル】長友佑樹

 ながとも・ゆうき 早大商卒。2001年パソナ入社。06年ネクスト入社。12年マーサリーを設立し代表取締役。13年エイリックを設立、代表取締役を兼務。14年5月にアジア不動産情報ポータルサイト『ARIC』を開設。上級ウェブ解析士(ウェブ解析士協会認定)。35歳。宮崎県出身。

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