【2020年東京五輪】新国立競技場、総床面積25%削減へ 有識者会議で提示

2013.11.26 07:57

新国立競技場の完成予想イメージ図(日本スポーツ振興センター提供)

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  • 新国立競技場の完成予想イメージ(日本スポーツ振興センター提供)
  • 新国立競技場の完成予想イメージ図(日本スポーツ振興センター提供)

 2020年東京五輪でメーンスタジアムとなる国立競技場改築で、延べ床面積を当初の計画にあった約29万平方メートルから約25%縮小し、約22万平方メートルに見直すことが25日、関係者への取材で分かった。運営主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が26日に開催する有識者会議に提示する。

 現段階で試算した総工費1852億円についてもさらに削減する方向で検討する。文部科学省は今年度予算に新競技場の基本設計費13億円を計上しているが、26日の「国立競技場将来構想有識者会議」では総工費を明言せず、今後の設計の進め方を説明する。全天候型対応の開閉式屋根の有無についても話し合う方針。

 見直し案では、競技場内の選手関連施設やスポーツ博物館、商業施設などを縮小。JSCの試算では、駐車場スペースなどを差し引いた場合の比較では2008年北京五輪のメーンスタジアムよりも延べ床面積が小さくなる。

 当初計画では、昨夏のロンドン五輪のメーンスタジアムの3倍近くの広さで、史上最大規模。周辺景観を損なうなどとして建築家の槇文彦さんらが文科省などに改築計画の見直しを求める要望書を提出していた。

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