兵庫県遊技業協同組合(兵遊協、理事長・岡本芳邦氏)は9月24日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で喫煙ブース展示商談会を開催した。今回の展示会では、エース電研、グローリーナスカ、ダイコク電機、マースエンジニアリングの4社が喫煙ブースを出展。来年4月より全面施行となる改正健康増進法に向け、喫煙ブース導入への理解を促すとともに、各社商品をアピールした。
兵遊協では、今年の総会時に喫煙ブースの関連業者を招く形でPRの機会を設けるなど、受動喫煙対策の推進に積極的に取り組んでいる。特に、兵庫県は喫煙ブースの仕様が屋外排気必須であったり、フロアなどをわけても加熱式タバコを楽しみながらの遊技が行えないなど全国的にも厳しい条例がしかれている。展示会ではこの厳しい条件をクリアした4社の喫煙ブースが展示され、ホール関係者の高い関心を引いた。
岡本理事長は、新規則機市場へのシフトに伴い遊技機の大型入れ替えが控えるなかで「喫煙ブースは決して安い買い物ではない」としつつ、コンプライアンスの順守を呼びかけた。