マルハン（京都市上京区）は６月１２日、厚生労働省労働局から「次世代育成認定マーク（愛称：くるみん）」の３度目の認定を受けた旨、発表した。２０１３年、１６年に続いての認定となる。
同社では２度目の認定以降、１６年４月から１９年３月末の３年間に、次世代育成支援対策推進法に基づき「希望する労働者に対する勤務地等の限定制度の推進」「育児等による退職者についての再雇用制度の実施」「固定的な性別役割分担意識の是正のための情報提供」に取り組んできた。こうした取り組みに対する評価が３度目の認定を導いた。
「くるみんマーク」とは、厚労省が「子育てサポート企業」として認定した企業に付与するマーク。取得回数がひと目で分かるように回数に応じて星が増えていく「新くるみんマーク」もできた。なお、１６年４月１日から１９年３月末の取り組み内容と実績は次の通り。「希望する労働者に対する勤務地等の限定制度の推進」では、無期転換に対応するため新たな社員区分を新設したほか、クラークホーム正社員登用を実施。「育児等による退職者についての再雇用制度の実施」では、カムバック制度を新設し、「固定的な性別役割分担意識の是正のための情報提供」では、社内報での育児介護両立表彰制度や、女性役職者シンポジウムの開催などに取り組んだ。
さらに次期の行動計画では、１９年４月１日から２２年３月３１日までの３年間で「希望する労働者に対する勤務地等の限定制度の利用率向上」「柔軟な働き方の実施」「多様な人材活用を目的とした意識改革の実施」に取り組んでいくとしている。（ニュース提供・ＬＯＧＯＳ×娯楽産業）