業界団体だより

日電協、新理事長に兼次氏が就任

 日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は14日、東京都千代田区のパレスホテル東京で第39回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、佐野慎一理事長が勇退し、兼次民喜筆頭副理事長が理事長に就任した。

 就任のあいさつで兼次理事長は、遊技業界の厳しい情勢に触れつつ、新体制のもと業界発展のために尽力することを約束。当面の課題として“ファンにとって魅力あるパチスロ新規則機の開発と市場への早期提供”を掲げ、「組合を挙げて課題解決に取り組み、市場の活性化につなげていく」と意欲を見せた。

 また、総会後の記者会見では、改正規則の施行により開発が可能になったメダルレス遊技機について、岩堀和男理事が「既にホール団体への説明は行っている」とし、「2021年春頃にはリリースをしたい」とコメントした。

 一方、エンドユーザーの獲得に資するイベントの開催については、吉国純生理事が「新規則機の適合状況次第」だが、展示会開催の用意はあることを伝えた。

 2018年度の日電協証紙発給枚数は、前年度比18%減の33万6305枚だった。

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