全日本空輸は16日、5月24日に世界最大の航空機「エアバスA380」が就航する成田-ホノルル線で提供する機内食の新メニューを報道陣に公開した。全日空は、これまで日本航空の牙城だったホノルル線で巻き返しを図る方針で、若い女性に人気の高い新メニューの機内食で集客を図る考えだ。
新メニューは、20、30代女性に人気のオーストラリア発のレストラン「bills(ビルズ)」の人気メニューを基に考案されたもので、ポークシュニッツェルがメインとなっているほか、日本の食文化から影響を受けたみそでマリネしたナスのソテーなども含まれている。
機内食を考案したANAケータリングサービスの清水誠総料理長は「和のテイストが入ったレシピを基に、アジアンテイストのいろんな味わいが楽しめるようにした。上空は味覚が薄くなるといわれているので、濃いめの味付けにした」と話した。