米ベビー製品大手フィッシャープライスのベビーベッド「ロックンプレイスリーパー」で幼児の死亡事故が相次いだ問題を巡り、同社を傘下に置く米玩具大手マテルの広報担当者は14日、日本でこの製品を販売していなかったと明らかにした。
ただ、インターネット通販業者などを通じて、並行輸入品が流通していた可能性はある。
米国では2009年以降、フィッシャープライスの同製品で寝返りした際の事故で30人以上の幼児が死亡した。同社は13日、対象の約470万台を回収し、返金に応じると発表した。米当局は使用中止を呼び掛けた。一部の米メディアは死因は窒息と伝えている。(共同)