貸し会議室大手、ティーケーピー(TKP)は15日、レンタルオフィス世界最大手ブランドの「リージャス」などを展開するIWG(スイス)傘下のリージャス日本法人を買収すると発表した。5月末までに発行済みの1万3700株を467億円で取得し、100%子会社化する。
TKPは子会社化と同時に、リージャスやオープンオフィスなど各ブランドのレンタルオフィスの国内における独占運営権を得る契約を、親会社のIWGと結んだ。TKPは、レンタルオフィス市場への展開を加速する考え。
TKPが子会社化する日本リージャスホールディングスは、平成10年に日本で事業を開始。リージャスなど複数のブランドで、レンタルオフィスやコワーキング(協働)スペースを全国30都市、130拠点以上に展開する国内最大手だ。