【業界団体だより】pp奨学金 19年度は36人の奨学生を支援

奨学金給付決定通知書授与式の様子。今年も36人の奨学生を支援する
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 社会福祉法人のさぽうと21(理事長・吹浦忠正氏)のpp奨学金委員会(委員長・深谷友尋氏)は3月27日、東京都港区の国際文化会館で奨学金給付決定通知書授与式を開催した。

 pp奨学金は遊技業界有志による返済を求めない学生支援プログラムで、2017年から給付がスタート。19年度のpp奨学金給付生は36人(大学院生12人、学部生22人、高専生1人、専門学校生1人)で、応募者152人の中から書類選考、面接により決定した。

 深谷委員長は、苦学生が少なくない世情に触れつつ、「pp奨学金はパチンコ・パチスロ業界が、苦学する学生に寄り添い支援していくことを趣旨としている」と説明。また名称に言及し、パチンコ・パチスロという意味に加えて、「小文字のppには、まだまだスタートしたばかりの奨学金という自戒と、ピアニッシモという出発点であり、これから大きく広がっていきたいとの思いを込めている」と述べた。

 当日は、吹浦理事長が奨学生代表に給付決定通知書を授与。その後、奨学生たちが将来の目標や目指す夢についてなど、スピーチを行った。