音声コンテンツで法人向けサービス開始 オトバンク

 音声コンテンツ(情報の内容)配信を手がけるオトバンク(東京都文京区)は4日、法人向けサービスを同日に新たに始めたと発表した。通勤途中の列車内など本を読むのが難しいビジネスパーソンに向けて、スマートフォン(高機能携帯電話)を通じて耳だけで読書が楽しめるようにする。

 新サービス「オーディオブック・キャンプ」は、ハピキラFACTORYの正能茉優(しょうのうまゆ)社長など6人の有識者が選らんだおすすめのビジネス書を毎月2冊聞ける。月2100円で3カ月、6カ月、12カ月のコースから選択する。10人以上から申し込める。新人研修や社員向けの福利厚生での利用を見込む。

 同社の個人向けサービス「オーディオブック」は、仕事や育児などを別のことをしながらでも耳で読書が楽しめることで人気を集めている。平成30年12月現在の利用者数は約60万人でこの約1年前の2倍に急増している。