「GAFA」「サブスク」「スタートアップ」…よく聞く用語、再確認 (1/3ページ)

udelvの自動運転宅配サービスで荷物を受け取る利用者=米カリフォリニア州
udelvの自動運転宅配サービスで荷物を受け取る利用者=米カリフォリニア州【拡大】

  • 定額制で車に乗れる新サービス「KINTO(キント)」の概要を発表する小寺信也社長=5日、名古屋市
  • GAFA(鴨川一也撮影)
  • 「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大IT企業の規制強化に向けた有識者会議=28日午後、東京都内

 経済本部のデスクを拝命して約2年半。最近、後輩の原稿を読むと、違和感を覚えることが多くなった。見慣れないビジネス用語やIT用語がふんだんに登場するようになったからだ。単に筆者が年を取っただけなのか、時代の変化のスピードが速すぎるのか…。

 サウジのGDPを凌駕

 GAFA(ガーファ)、FAANG(ファング)、プラットフォーマー、サブスクリプション(サブスク)、スタートアップ、ユニコーン…。

 いまやこれらの言葉はほぼ毎日、新聞紙面をにぎわしているが、筆者自身は記者時代に一度も使った記憶はなかった。多くの読者はご存じだろうが、改めて紹介しようと思う。

 まず、GAFAはインターネット検索大手「グーグル」、スマートフォンのiPhone(アイフォーン)を手掛ける「アップル」、会員制交流サイト(SNS)大手の「フェイスブック」、ネット通販の「アマゾン・コム」の米IT大手4社の頭文字を並べた呼称だ。

 GAFAの年間売上高をみると、2018年12月期はグーグルの親会社アルファベット1368億ドル(約15兆円)、フェイスブック558億ドル、アマゾン・コム2328億ドル、9月期決算のアップルは18年9月期の売上高が2655億ドルだった。

「FAANG」という言葉も